洗濯糊を使ったポーリング(2回目)

ポーリングは本当はキャンバス・パネル・色紙を使うけれど練習なので今回は写真の中の「段ボールを補強にチューブのフエルのりをたっぷり塗り、上にレポート用紙の裏表紙を半分に切ったB6サイズを貼ったもの」を使う。

 

左:段ボール 中:段ボールを補強にチューブのフエルのりをたっぷり塗り、上にレポート用紙の裏表紙を半分に切ったB6サイズを貼ったもの 右:骨なし魚の真空パックの台の発泡スチロール

洗濯糊が750mlボトルに黒サインぺンで横線を書いた量しかなくなったので、今回は B5サイズ一枚だけ作る。

 

アクリル絵具120mlチューブの白が口金から出なくなったのをハサミで切って割り箸でかき出すと予想外に絵具が取れてポーリング液の白と灰色は絵具の比率が多くなった。

紙コップ・透明カップ・プリンカップ・ヨーグルトカップなどに絵具を入れよく練った後、洗濯糊を入れ泡立たないようによく混ぜる。

 

今回も下地のポーリング液は白

透明カップにポーリング液を入れる。下から黒・銀(白っぽい、これだけサクラ固形水彩、固い油絵用筆でゴリゴリ溶かして2日水分を飛ばしたもの)・青・灰色(黒と白を混色して作った)

 

下地の白を用紙に流す。今回B6サイズなので割ってない割り箸の太い側で「ケーキにクリームをパレットナイフで」伸ばすようにできた。櫛歯の方が力の配分が楽ではあるが。

 

 

透明カップに入れたポーリング液を蛇行するように流したのに曲線があまり出なかった。用紙が完璧に平面ではなかったからか。出来立てはツヤツヤして銀の粒子が全体に広がってキラキラしていた。写真に撮っておけば良かった。1日後に乾いていたが部分的に寂寥(せきりょう)とした風景のような作品に。下に溜まった液はきれいだけどまた乾いていない。

 

四日目。下に溜まった液はシワシワ・シボシボに。厚い部分はまだベタベタしている。ここはまだキレイだ。

 

五日目。トレイに溜まった液も完全に乾いたが、剥がしたわけでもないのにフチがそりかえっている。

 

洗濯糊によるポーリング。自分で経験した感想としては。できるだけ混ぜないようにしていたのに柄が細かい。2回目はシワシワ・シボシボの最終形態だったけど写真に途中経過を上から撮っておけば確実に使えそうな画像があった。シワシワ・シボシボはアクリル絵具の量が多かった・固形水彩絵具を使ったため水分が多かった→洗濯糊の比率が少なかったからか。

 

以上です。最後まで読んでくださりありがとうございます!